ILLINOIS 1930年代 アールデコ アンティーク機械式腕時計 手巻き
* * * この商品案内は、写真が増やせる無料のオークション支援サイトいめーじあっぷ を使用しました。 * * * "ILLINOIS" TV SHAPED CASE [ CAL.607 ] / U.S.A. 1930’S
‡商品のご紹介‡
ご覧頂きましてありがとうございます。
1930年代の《イリノイ》の機械式腕時計のご紹介です。
【ABOUT BRAND】
イリノイは1869年にジョン・C・アダムズがイリノイ州スプリングフィールドの発展のため設立した、スプリングフィールド・ウォッチ・カンパニーがその母体となります。高精度の鉄道時計や華麗なアールデコ・スタイルの腕時計で知られますが、大恐慌を契機に財政破綻を起こした結果、1928年にハミルトンに買収された知る人ぞ知るアメリカンウォッチの名門。
【DESIGN & FEATURES】
こちらはいわゆる角形時計ではあるものの、縦長ではなく横に長さを持った長方形のケースが個性的な一本。その形状から「テレビ形」とも呼ばれることもありますが、その大胆なアイディアが盛り込まれたデザインは、クラシックながら新鮮な印象すら与えます。文字盤には外周部を飾るレイルウェイ・インデックスに加え、ゴールドで配されるアラビア全数字インデックス、ブルースチールの時分針といったクラシックな意匠が並びます。総じてアール・デコ期に生まれたデザイン群に共通する、幾何学性を活かした斬新なルックスと独特の存在感が魅力的。大変希少な、またとない逸品と言えそうです。
【MOVEMENT】
独特の鱗形の仕上げが施されたブリッジや歯車が目を引くCAL.607を搭載。当時としては多石として珍しかった17石のムーブメントで、各受け石にゴールドシャトンを備えるほか、テンプ部分の受け石に見られる厚手のゴールドシャトンも見られます。さらに、三つ指(THREE FINGERS)」と呼ばれるクラシカルなレイアウトも魅力的。三番、四番、ガンギ車のブリッジ(受け板)がそれぞれ独立しており、その分手間をかけて作られた古典的な構造。それゆえ見た目にも美しい魅力的なモデルです。その他、心臓部のテンプ部分にはブレゲヒゲゼンマイ、バイメタル切りテンプといったハイエンドな技術が備わった構造からも、当時の時計職人のクラフツマンシップが伝わってきます。
当時スイス製を超えると言われた、アメリカンウォッチ全盛期の高いクオリティを味わえる逸品です。是非。
【商品詳細】
■ブランド名: ILLINOIS
■モデル: TV形ケース