評価が0の方は必ず質問欄より連絡を下さい。
連絡が無いまま入札を繰り返しますと入札拒否とさせていただきます。
登録証は確認済みです。
詳細画像で平地の部分が白く傷のように見えていますが傷ではなく鍛え肌のハレーションです。
刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
今回の太刀は差表ハバキより10センチの鎬部分に僅かな鍛えが出ていますが鑑賞には支障ありません。
日本刀剣保存会より天和頃約334年前に作刀された越前の名工 越前武藏守藤原兼仲と極められた太刀です。
拵えも江戸中期 赤銅地枝彫皆具半太刀拵えの鑑定も頂いています。
半太刀拵えの金具全て掟通りの蔦図柄、鍔は鉄地の梵字の叩き出し仕立て。
目貫は容彫色絵二匹馬図、鞘はアタリの無い腰から刻み朱塗り下は青貝塗の枝菱彫り仕立てとなっています。
武蔵守兼仲は越前一乗に住み、後に虎鉄と同じく江戸へ出ています。
中切先仕立ての本刀は反りが深く古刀の姿をしており、地金は小板目肌良く詰み柾目肌を現し、
刃紋は独特の互の目乱れに独特な尖り互の目刃を交え大変覇気有る鍛えをしています。
業物として名高い武蔵守を名乗るだけの名匠です。