売切り 時代拵 日本刀剣保存会鑑定(内外)☆了戒久信(応永時代)
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最落無しの完全売切りです。登録証は確認済みです。
詳細画像で平地の部分が白く傷のように見えていますが傷ではなく鍛え肌のハレーションです。
刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
日本刀剣保存会より応永頃約621年前の了戒久信の作刀になります。
差表に梵字、差裏に護摩箸が彫られています。梵字が錆のように写っていますが錆はありません。
拵えも江戸後期黒目地塗り小さ刀拵えの鑑定を頂いています。
柄は白鮫着金茶糸菱巻き柄、縁は鉄磨地桃図、頭は素銅石目地州浜図、目抜は金容彫布袋図、
鍔は鉄磨地丸形燕に柳図、小柄は真鍮色絵棒小柄。
信国は京鍛冶の名門で南北朝時代から室町時代にかけて繁栄しています。
初代信国は了戒系の刀工で、相州貞宗の門に学ぶと伝え延文、康安、貞治の年紀があり、
以後南北朝末期に代替わりの信国が存在し、さらに応永頃に入り、
信国派には式部丞信国、左衛門尉信国の両工が代表者で他に二字銘の信国を銘する刀工がいます。