★大和守安定★財日本美術刀剣保存協会発行★特別貴重認定書有★
本刀は、老舗刀剣店である(株)金丸刀剣店より1990年に購入しました。数十本の刀剣の中からこの大和守安定を購入した理由は、安定の特徴を良く現した一振りであり、また、刀匠名から守り刀に相応しいと考えたからです。
大和守安定の刀剣は、2010年11月23日に放送されたテレビ東京のなんでも鑑定団にて 茎が短く切られたものが130万円と評価され 生茎であれば300万~350万と柴田光隆氏に鑑定されています。
また 大和守安定は、刀剣乱舞のキャラクターとしても知名度が上がってきている注目の刀匠です。
さらに、武道の神様を御祭神とする鹿島神宮の宝物殿に大和守安定作の刀剣が、展示してあったことを記憶しています。
初代大和守安定の本国は越前で初代康継の門人といわれ、近年の研究で紀州石堂派の出身であるとの説が有力視されています。
江戸に出て神田白銀町に住み、安定の作刀は斬れ味が優れていることで知られ、山野加右衛門、山野勘十郎などの試切名入りが多くあり、幕末ころに異常なまでに人気が集中し、伊庭八郎や新撰組一番隊隊長・沖田総司、同じく隊士・大石鍬次郎の佩刀であった事も知られています。 今日でも斬れ味鋭い質実剛健な武士の刀の典型としてその人気は継続しています。
本刀は、茎を擦り上げてあるため銘文は無名となりますが、(財)日本美術刀剣保存協会より大和守安定作(特別貴重)との認定書が発行されています。長さ63.6cm 反り2.2cm状態は、写真で確認できるように良好です。
多くの皆様のご質問、ご入札を心よりお待ちしています。
下記よりなんでも鑑定団における大和守安定作の刀の鑑定結果をご覧ください。http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20101123/01.html